Safari 4 パブリックベータ

昨晩は、Safari 4 の奇襲攻撃に驚かされました。


懸念されていたプラグイン部隊については、

  • SIMBL ほぼ無事っぽい
  • InputManagers ほぼ壊滅っぽい

という結果に。


というわけで?
新しい Nitro JavaScript エンジンを搭載した Safari 4 パブリックベータが登場。

Google Chrome の様なタブスタイルで、インターフェイスが大幅に変更され、様々な機能追加が行われています。

  • 最大24個のサムネールを表示する Top Sites
  • ブックマークと履歴を Cover Flow
  • 履歴を検索する Full History Search
  • Google Chrome の様なタブスタイル Tabs on Top
  • Safari 3 に比べ 4.2倍速い Nitro Engine
  • さらに強力になった デベロッパツール
  • 文字と画像のすべてを拡大する Full-Page Zoom
  • Firefox の凄いバーと同様な機能の Smart Address Field
  • Google サジェストと検索履歴をベースにした Smart Search Field
  • フィッシングとマルウェアを防止

などなど。


非常に高速で、最小限にまとめたインターフェイス


サイトには、

Safariは、ブラウザそのものではなく、ウェブサイトを見ることを重視してデザインされています。フレームの幅は、わずか1ピクセル。スクロールバーが表示されるのは、必要な時だけ。初期設定では、ステータスバーも表示されません。代わりに、ページの読み込み中は小さなインジケータが表示されます。タブをブラウザのいちばん上にまとめることでウインドウを広げ、ウェブサイトの表示スペースを大きくしました。

Safari - Apple(日本)

と書かれてあり、表示スペースを最大限に広げる努力をされたことがわかりますし、タブを上にまとめることによって、どのページを開いているのかが、わかりやすくなっています。


また、Mobile Safari 同様に、リロードボタンが、アドレスバーに組み込まれていて、すべてのデバイスで統一されたインターフェイスを体験することが出来ますね。


それと、Safari 4 Developer Preview で搭載されていた Web Application 機能は、搭載されておらず、この機能が、正式なリリース時に搭載されるのか?それとも、Snow Leopard での機能なのか?今のところ不明です。


最後に、Safari 3 で使用していたプラグインについてですが、始めに書いたように、InputManagers 系は動作しませんし、SIMBL 系も一部不具合があるようですので、インストールには注意が必要です(1Password は Beta アップデートで対応済)。


いずれにしても、Webkit を入れ替えますので、関連するアプリケーションが正常に動作するかはわかりません。
At your own risk で、お楽しみください!