シイラ 2.0
以前、PingMag のインタビューで、HMDT でおなじみの mkino さんが、
短期的には、現在のバーションが、1.2.1で、まず1.3、1.4とバージョンアップして行きます。これは、デバッグをしながら、ユーザーから要望のあった機能をつけて行くという感じですね。それと同時に今、2.0というのを開発中です。シイラのプロジェクトが始まったのが2004年で、もうすぐ2年になるんですけれども、機能をいろいろ追加しすぎてユーザーインターフェースが煩雑になってきたんです。という事で一回ユーザーインターフェースを一から作り直そうと、プロジェクトでいろいろ練っています。という訳で、使いやすさの面で、かなり大きく改善された2.0を開発中です。
てなことを、答えてらっしゃった。
OSX になってから、ブラウジング環境は劇的に改善され、様々な使えるブラウザが登場し、これから先、ブラウジングがどのように変化していくのか?気になるところであります。
現在、私にとってのデフォルト・ブラウザーは Safari で、セカンド・ブラウザは、Firefox を使っています。
Safari と同じ Webkit が使われている「シイラ」は、どうにも使う気にはならず、インストールさえしていない状態でした。
話はそれましたが、Shiira 2.0 technology preview のレビューが、そんな私の「シイラのいまひとつ感」を完全に葬り去ってくれました。
このエントリーは、とてもまとまっていて、素晴らしいものです。
レビューを読むのも楽しいのですが、せっかくなので、proto060626 ビルドをダウンロードし、使ってみました。
細かいレビューは、Delusions of Grandeur さんのエントリーを読んでもらうとして、インプレッションを。
とってもいい感じです。
インターフェイスは、大幅に変更され、ブックマークや、履歴、サーチエンジンなどが統合された Shelf パネル、ダウンロード、タブ・エクスポゼ、フルスクリーン・モードなどは、iLife で使用されているインターフェイスが導入されていて、とても美しいです。
インターフェイス・デザインは、nitram + nunca の再開が待ち遠しい Kei Sasaki さんですね。
あとは、いつ頃リリースされるかということが気になるところですね。
今後の動向を見守っていましょう。
間もなく、OSX 10.5 のプレビューが行われ、Safari の動向も気になるところです。ぜひとも、あっと言わせてくれる新しい何かを提供してくれることを望みます。
実は、今日のエントリーで、2年目突入となりました。
相変わらず、日本語がおかしかったり?しますが、今後とも、よろしくお願いします。