FrontRow Enablerトラブル

既に、FrontRowが使えない機種でも使えるようにするためのパッチ「FrontRow Enabler」を提供していたサイトがダウンしているので、今後、アップデートされるかはわかりませんが、The Apple Blogでも書かれているように、Mac OS X 10.4.8に、FrontRow Enabler 1.3を適用すると、起動しなくなります。

実は、このトラブルですが、私も遭遇しまして、冷や汗ものでした。
結局、バックアップディスクから起動し、書き換えられたファイルを、10.4.8 combo updateのファイルから、再インストールし直し、復帰させることが出来ました。


簡単に、復帰手順を書いておきます。
必要なのは、Combo Updateと、pkgファイルを取り出すことが出来るPacifist(シェアウエアですが、試用は可能でした)です。

書き換えられるファイルは、以下のディレクトリーですので、Combo Updateのイメージ・ファイルをマウントしておき、Pacifistで、インストーラ・パッケージを開き、インストールします。
/System/Library/PrivateFrameworks/BezelServices.framework/
/System/Library/LoginPlugins/BezelServices.loginPlugin/

あと、Front Row.appは、以下のディレクトリーにインストールされていますので、こちらも削除します。
/System/Library/CoreServices/Front Row.app
最後に、再起動し、ディスクユーティリティで、アクセス権の修復をしておきましょう。


ちなみに、MacUpdateでは、Front Row Enablerをダウンロードすることが出来ます。さらに、The Apple Blogでは、Mac OS X 10.4.8でも、使えるという報告もありますが、at your own riskということで!

追記

OS X 10.4.8に対応したバージョンがリリースされています。