AppleJack 1.4.3

OSXをメンテナンスする定番ユーティリティと言えば、OSX標準の「ディスクユーティリティ」、もしくは「Onyx」ですが、AppleJackも同様に推奨出来るメンテナンスツールの一つです。

今回のバージョンアップで、ようやくIntel Mac対応となりました!


さて、AppleJackですが、SourceForgeのサイトには以下のように書かれています。

AppleJack is a user friendly troubleshooting assistant for Mac OS X. With AppleJack you can troubleshoot a computer even if you can't load the GUI, or don't have a startup CD handy. AppleJack runs in Single User Mode and is menu-based for ease of use.

AppleJackは、シングルユーザーモードで使用するメニューベース(コマンドライン)のツールなのです。
で、AppleJackで出来る基本的なメンテナンス内容は、

  1. ディスクの修復
  2. パーミッションの修復
  3. キャッシュファイルのクリア
  4. preferenceファイルの修復
  5. swapファイルの削除

の5つです。


日々使っているマシンなので、私の場合は週末に行うようにしています。

  1. シングルユーザーモード(コマンド+Sキーを押し続ける)で起動
  2. "applejack auto restart"とタイプし「リターン」キー

以上で、上記の5つのメンテナンスを自動的に処理し、再起動します。
また、"applejack auto shutdown"とした場合は、自動的にシャットダウンします(もちろん個別に実行することも可能です)。


applejackがおすすめなのは、なんといっても「起動ディスクの修復」を気軽に出来る点にあります(OSXの起動ディスクの必要がない)。


また、今回のバージョンから、メモリーテストなどが行える「Expert Mode」が追加されています(詳しくはReadMeを)。