Firefoxのマックライクじゃないところ

もう何度も書いてきているけど、Firefox 3のリリースが近づいてきている。
個人的に、なにより嬉しいのは、フォント表示と、フォーム周りの美しさが、ほぼSafari同等のものになったことと、マックライクなテーマとなったこと。


愛読しているJohn Gruber氏のブログ「Daring Fireball」で、

なんて記事が書かれていました。


これに答えるように、MozillaのMike Beltzner氏のブログにて、バグリストが挙げられています。

なかなか興味深いので、暇な時にでも、ぜひ読んでみてください。


「Daring Fireball」でも書かれているけど、個人的にも

  • ウインドウがフォーカスされていない時(バックグラウンドに移動した時)の見た目が変化しない(Leopardでは、バックグラウンドに移った時にウインドウ描写が薄くなる)
  • テキストフィールドでのポインターの移動が異なる(矢印↑↓キーでの)
  • PDFをブラウザ上に表示できない
  • サービスメニューが使えない(辞書.appのサポート)
  • AppleScriptが使えない
  • タブドラッグで新規ウインドウを開くことができない

などが解消されれば、もっと嬉しかったりします。


もちろん、FirefoxSafariの思想は違うだろうし、CocoaCaminoであっても、Command+Control+Dで辞書は引けないので、現時点ですぐに解消出来るとは思えないけど、今後、よりマックライクな操作が可能になればいいなと。


一つ目に挙げたフォーカスされていない時の見た目に関しては、まもなく解消されるようです。

最後にちょっと小ネタ。
Firefox 3用の新しいテーマですが、ツールバーのボタンが大きくなっていますよね。
これは、ちょっとしたことでコンパクトにすることが出来ます。

ここ↑に書かれている通り、小さなサイズを使用すれば、かなりスリムにすることが出来、デザイン的にも良い感じになりますよ。
ただし、これにも欠点があって、ツールバーに他のExtensionのボタンを配置している場合、それらのボタンも小さくなってしまうんですよね。

追記

ナイトリーでは、矢印↑↓キーでのポインタの移動が修正されています。