Genius って?

iTunes 8 をダウンロードした方は、Genius が作り出すプレイリストを楽しんでいることでしょう。
まだ、使い始めて数日ですが、Genius を毎日アップデートしていると、作り出されるプレイリストが微妙に変化していっていることに気付きます。


そこで気になるのは、Genius って、何をしてるの?ってこと。
様々なところで、Apple ワールドワイドプロダクトマーケティングiPod 担当者 ショーン・エリス氏の話が掲載されていたので、まとめてみた。


まず、送信されている情報は、

  • 曲名
  • アーティスト名
  • アルバム名
  • プレイリストの曲(同じプレイリストに入っている曲の組み合わせ情報)
  • 再生回数
  • レーティング
  • iTunes Store で購入した曲

などで、ジャンルやテンポといった情報は含まれておらず、これらのデータは、Genius を有効にしている場合、最低でも週に1度、自動的に送信されるようです。


次に、この情報をどう処理しているのか?
Genius アルゴリズムによって分析され、曲と曲の関連性を表すデータセットが作られる。


そして、作り出されたデータは、個々の曲に埋め込まれるというわけではなく、関連性を表すデータ(iTunes Library Genius.itdb というファイルっぽい)をユーザの iTunes に配信する(1週間に1度、自動的にアップデートされる)。
このデータは iPod にも同期されるので、iPod でも Genius プレイリストが使用できる。


また、Genius が使用できない曲であっても、多くのユーザーがライブラリに保存して聴いている曲であれば、その情報が蓄積されて、使用できるようになる可能性があるようです。


とにかく、Genius を有効にし、日々、iTunes で曲を聴くだけで、Genius は、もっともっと Genius になるということです。


Genius に関する記事