OSX.RSPlug.E
ここ最近、ウイルスに絡む話題が多い。
また新たに、RSPlug の亜種であるトロイの木馬「OSX.RSPlug.E」が発見されたようです。
RSPlug.D Trojan Horseと同様に、ユーザが問題のサイトを訪問し、ビデオを観ようとすると、「Video ActiveX Object Error」エラーが表示され、「ブラウザでこのビデオを再生できない(Browser cannot play this video file.)」と警告されます。警告では、「足りないVideo ActiveX Object」をダウンロードするように促されます。ユーザがOKをクリックすると、ディスクイメージがダウンロードされます。ユーザのブラウザの設定によっては、自動でディスクイメージがマウントされ、自動でインストールが始まります。このVideo ActiveX Objectに関する警告で、ユーザがCancelをクリックすると、「新しいバージョンのVideo ActiveX Objectをインストールしてください(Please install new version of Video ActiveX Object.)」という別の警告が表示されます。この警告では、ユーザはOK以外クリックできず、クリックすると最初の警告に戻されます。これらの警告のループから脱出するには、感染したディスクイメージをダウンロードするか、ブラウザを終了するしかありません。
ニュースおよびプレスリリース
さらに、
「intego」という名称の悪意のあるコードを持つファイルを作成させます。Integoは、当然ながら、このマルウェアの作成とは無関係で、このファイル名は、マルウェアの作者からの挑戦であると考えています。
とのこと。
「intego」というファイルを作るとは、確かに、挑戦と受け取ることが出来ますね。
いずれにせよ、素性のわからないファイルはダウンロードしないこと。
さらに、
などのアプリケーションを導入し、ウイルスに対して、最低限の対処をしておくことをおすすめします。