Backdoor.OSX.SabPub.a

すでにご存知のことと思いますが、トロイの木馬「SabPub」が発見されたとのこと。

Flashback の影響で、日本語の情報も豊富に読むことができます。

CNET Japan の記事

によると、

SabPubには現時点で2つの亜種が出回っており、そのうちの1つは2月に発見されたものだという。このマルウェアは標的型攻撃によって広まっていると見られるため、Flashbackのように大規模な侵入を行う能力はないはずだという。


さらに、Raiu氏はこのマルウェアについて、Mac版「Microsoft Office」に存在するスタックベースのバッファオーバーフローに関連する脆弱性(CVE-2009-0563)を突く「Word」ファイルを通じて広まっていると伝えている。


Raiu氏はブログの中で次のように述べている。「最も興味深いのは、SabPubの2つ目の亜種の履歴だ。収集したウイルスを調査したところ、これには『8958.doc』という名前が付いている。このことから、この亜種はWord文書から取り出されたか、『.doc』ファイルとして広まったと推測される」

とのこと。


Apple のシェア拡大に伴い、ますます標的にされる可能性が高まっています。
フリーで使えるセキュリティーツールも多数ありますので、今すぐ導入を!


Flashback については、Symantec からも、プロテクト&駆除ツールがリリースされているので、ぜひ!